診療日誌DIARY

DIARY診療日誌

診療日誌(19) 平成30年10月・11月 

*10月31日、Aさんは10月20日に尻餅を着いて尾骨を骨折し、整形外科に掛かっていたが安静だけで特に治療もなく、腰臀部に座っていられないほどの痛みがあり不安に思って紹介を受けて来院。
 調べてみると、尾骨が右前方向に曲がっていて、また身体を前屈すると痛みが悪化し、脊髄硬膜の緊張症状があり、後遺症が残る可能性があった。そこで説明・同意のうえ、尾骨を整復すると脊髄硬膜の緊張も改善し、かなり前屈が楽になった。また座っての痛みも改善した。2回の施術でほとんど痛みも激減、後は2~3週間経過すれば骨折も癒合し治癒すると思われる。

*11月7日、Bさんは副鼻腔炎(蝶形骨洞)の手術をした後、背中が痛いと言って来院。調べてみると、背中の痛みは脊髄硬膜の緊張が原因で、副鼻腔炎の手術によって、脳硬膜が緊張して、その緊張が脊髄硬膜の緊張を引き起こしていたと思われた。
 脊髄硬膜の緊張と脳硬膜の緊張を施術したら、背中の痛みもほとんど解消した。

【院長コメント】
 脳硬膜と脊髄硬膜は連続しており、脳と脊髄を保護している。しかし硬膜が何処かで引っ掛かると身体を動かした際に、硬膜が緊張し特に身体の前屈が制限されてしまう。問題が起きやすい部位は、尾骨、仙骨、上部頸椎、それに頭蓋骨の変位である。