診療日誌(14) 平成29年1月・2月
1月30日、Aさんは寝違えを訴えて来院。右側の頸部筋の胸鎖乳突筋が緊張して右回旋、右側屈、そして伸展をすると痛みのためにほとんど動かせない。
胸鎖乳突筋は脳神経の副神経の支配で、脳と直結している。お話を聞いていると悩みがあるようである。
そこで脳を調べると海馬辺りが興奮しているようである。脳波を取ると異常があるのであろうが、触診に熟練してくると頭を触っていても頭皮がピリピリしたように感じるので判る。
そこで悩み事をイメージしてもらって、接触しているとピリピリした感じがなくなり脳が落ち着いてくるのが分かる。かなり解放されたので、頸を動かしてもらうとほとんど痛みがなくなった。まさに病は気からの症例でした。
2月25日、東京在住のBさんは3日前に急に右耳が聞こえにくくなったと言って来院。調べてみるといわゆる突発性難聴である。
西洋医学でははっきりと原因が特定されていない。神経の炎症を抑えるのにステロイド剤を投与したり、ビタミンB12を投与したりする。
内耳神経は延髄を出てすぐ脳硬膜を貫き、側頭骨の内耳神経管の骨性のトンネルに入る。カイロでは脳硬膜の緊張による神経圧迫や骨性のトンネル内で伴行している内耳動脈の怒張による神経圧迫と考えて、脳硬膜の緊張を緩めたり、循環を改善して血管の怒張を抑え神経圧迫を取り除いたりする。
施術を開始するのが早かったのと、症状も比較的軽度だったので、1回の施術でかなり改善を見た。その後4回施術して3月4日で治癒となった。
2月27日、Cさんは左腰の痛みを訴えて来院。1週間くらい前に美容院で座っていたら次第に痛みが出てきたとのこと。
調べてみると、左側の腰方形筋が緊張して、そのために骨盤も歪んでいる。腰痛の直接的な原因は筋の緊張と骨盤の歪みであるが、腰方形筋の緊張はほとんどが内臓由来である。
そこでお腹を調べてみるとわずかであるがあちこち問題がありそうである。あちこち問題がある場合は迷走神経や横隔神経の異常の場合が多いので、頸部を調べると第2頸椎に左回旋のサブラクセーションがあった。
そこで更に質問したところ2週間くらい前に踏み台から落ちて首を痛めたと言うことが分かった。
そこで迷走神経を正すために第2頸椎の調整をしたところ腰痛はほとんど無くなった。
3月2日に2回目の施術をして、問題なく治癒となった。症状の出ている所に真の原因がないことが多いので、カイロでは全身を調べて総合的に施術を行っている。
胸鎖乳突筋は脳神経の副神経の支配で、脳と直結している。お話を聞いていると悩みがあるようである。
そこで脳を調べると海馬辺りが興奮しているようである。脳波を取ると異常があるのであろうが、触診に熟練してくると頭を触っていても頭皮がピリピリしたように感じるので判る。
そこで悩み事をイメージしてもらって、接触しているとピリピリした感じがなくなり脳が落ち着いてくるのが分かる。かなり解放されたので、頸を動かしてもらうとほとんど痛みがなくなった。まさに病は気からの症例でした。
2月25日、東京在住のBさんは3日前に急に右耳が聞こえにくくなったと言って来院。調べてみるといわゆる突発性難聴である。
西洋医学でははっきりと原因が特定されていない。神経の炎症を抑えるのにステロイド剤を投与したり、ビタミンB12を投与したりする。
内耳神経は延髄を出てすぐ脳硬膜を貫き、側頭骨の内耳神経管の骨性のトンネルに入る。カイロでは脳硬膜の緊張による神経圧迫や骨性のトンネル内で伴行している内耳動脈の怒張による神経圧迫と考えて、脳硬膜の緊張を緩めたり、循環を改善して血管の怒張を抑え神経圧迫を取り除いたりする。
施術を開始するのが早かったのと、症状も比較的軽度だったので、1回の施術でかなり改善を見た。その後4回施術して3月4日で治癒となった。
2月27日、Cさんは左腰の痛みを訴えて来院。1週間くらい前に美容院で座っていたら次第に痛みが出てきたとのこと。
調べてみると、左側の腰方形筋が緊張して、そのために骨盤も歪んでいる。腰痛の直接的な原因は筋の緊張と骨盤の歪みであるが、腰方形筋の緊張はほとんどが内臓由来である。
そこでお腹を調べてみるとわずかであるがあちこち問題がありそうである。あちこち問題がある場合は迷走神経や横隔神経の異常の場合が多いので、頸部を調べると第2頸椎に左回旋のサブラクセーションがあった。
そこで更に質問したところ2週間くらい前に踏み台から落ちて首を痛めたと言うことが分かった。
そこで迷走神経を正すために第2頸椎の調整をしたところ腰痛はほとんど無くなった。
3月2日に2回目の施術をして、問題なく治癒となった。症状の出ている所に真の原因がないことが多いので、カイロでは全身を調べて総合的に施術を行っている。