診療日誌DIARY

DIARY診療日誌

診療日誌(12) 平成28年2月 

2月2日、Aさんは生理痛を訴えて来院。いつも鎮痛剤を飲んで我慢しているとのこと。医師にてホルモン治療なども受けたことがあるが効果なし。下腹部痛のほか腰痛もある。
調べてみると下腹部の腹膜がガチガチである。腹膜に緊張があると腹膜の受容器が興奮して痛みを引き起こす。また腹膜の緊張が腰骨盤のサブラクセーションの原因となって腰痛を起こすこともある。
そこで腹膜の緊張を緩め受容器の興奮を抑え、合わせて腰骨盤も調整した。施術終了後には、腹部痛も腰痛もほとんど改善した。定期的な施術の必要性をお話しして終わりです。

2月15日、Bさんは花粉症を訴え来院。5~6年前より花粉症に悩まされ始めたとのこと。
カイロでは交感神経の興奮を抑え、循環を改善し、鼻腔を広げそして副鼻腔の貯留物を排液する。交感神経の興奮を抑えるために上部胸椎の施術で傍脊柱交感神経節をブロックする。また頸部交感神経節も直接圧迫してブロックする。循環の改善は胸郭施術が中心となる。あと頭蓋骨調整で鼻腔の動きを改善し、副鼻腔ポンプで分泌物の排液を促した。施術後、鼻の通りが良くなって鼻水も止まった。花粉症は根治するのは難しいが、かなり症状の改善は出来る。副鼻腔炎(蓄膿)にも効果があります。